ピーターパンの何でも日記 Part2

家族と友人に近況を伝える日記

⑥退職記念旅行6日目

今日は、かなり走った日となりました。

写真はあとで全部あげますね。夫さんに撮ってもらったのが多かったので💦 

 

まずはホテル出発。昨日からはビジネスホテルです💦 八戸のダイワロイネットです。お部屋は普通でしたが、お風呂とトイレが狭かったです💦

朝ごはんは、ビジホとしてちゃんと作ってありました。とにかく人数が少ないみたいで、スタッフさん体育会系の体格の方が走り回っておられました。大変だー。

で、出発は時間を計算して8時。こちらのホテルはホテルの駐車場ではすでにハイルーフの車枠がいっぱいだった(レガシィは車高150センチちょっとだったのでどこでも入ったけれどアウトバックちゃんは161センチなのてした!)ので、道を越えたほぼ正面にある駐車場へ。一晩600円!安くて助かります。

八戸駅はなんていうか駅舎が新しくて大きいのですが、周りが人気のない新興住宅地のなかにぽつんとある感じで、あれ?っと不思議な感じがしました。実際は、JR八戸線の「本八戸駅」の近くで、ここは賑わっている町でした。鹿児島中央駅と「天文館」みたいな感じ?

で調べてみたら、明治時代はもともとの「八戸」は「八ノ戸」といわれてこちらだったみたいね。その後1904年に「八戸」となり、昭和的46年にこちらが本八戸駅と改名し、東北本線と接続できる尻内駅が八戸駅となり、そのときに本八戸駅と改称したとあります。ふーん。そうだったんだ。元々は本八戸が中心地だったというのが十分理解できる賑わいでした。

 

で、そのホテルを朝出発してから、本日の長旅スタート!

謎だらけの下北半島を北上します。まずは東側のフェリー乗り場あたりからの海沿いを走ります。そのうち三沢空港が見えてきて。走っている国道が

338号

だったのは、ただの偶然?みさわ国道!

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そしてこのあたり、とても緑が深い.まずは赤松だらけ。そして延々と一本道が続きます。国道45号は、車も少なかったけど、ここはダンプが多く、車もまあ走ってます。スピード結構だしているクルマが多く、安全運転の「三重」ナンバーにきっとイライラしていたんじゃないかな。。。。 

さらに北上していくと

六ヶ所村原燃PRセンター」なる看板がたくさん出てくる!そっかあ。この辺りなんだ。まるで別荘地のようにも思える森林の中、しばらくすると大きな体育館があったり、土地の整備がされている地区があり、なぜかいつのまにか吸い込まれるようにそのセンターの前にきてしまいました💦 

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意図せずにいつのまにか。。なので、ちょっと寄る?みたいな感じで車を中に入れると、建物の前にバスが停まっていて、夫さんが

 

どこかの議員さんたちみたい

 

と。どこの議員さんかまでは見れなかったみたい。なので、あー、そうか。議員さんになるとこういうところにも視察にくるのかー。となり、入るのやめました。

https://6prc.jp/

 

で駐車場に他にもバスがきていたのですがそれはツアー名は見えず。こんな駐車場うろうろしてるだけの三重県ナンバー、怪しいよねーと笑いながら、とりあえず出ることにしました。

こちらの中間貯蔵施設について、夫さんとそのあとウェブで調べてもらいながら勉強してました。

 

でこの六ヶ所村下北半島の右下からかなり広い面積があります。

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ね、広いでしょ!

なので原燃からわりとすぐに、下北半島の西側、陸奥湾側の国道279号線に出れました。途中、集落が1箇所ありましたがどの家も建て直しをしていて綺麗でしたよ。

そうそうこの辺りのおうちは、土地も広く庭とかもケチケチしていないです。それがわかるのはとにかく走っても走っても森だらけ。ここにきて、

 

青森県

 

の由来を体感しました。これは青森駅に近づくまでずっとでした。

 

国道279号線は、陸奥湾の近くを一気にむつ市下北半島の鎌の形の折れ曲がったあたりの位置)まで北上できる国道で、近くに

下北半島縦貫道の完成を!」といった看板が何箇所も立っていました。これ往復してたしかにー!と思ったのは一本道しかないんです。で距離がかなりある。周りの車は飛ばしまくりです。青森ナンバーだらけです。

 

なので、縦貫道ができたらきっと便利になるだろうな。。。と思いながらチンタラ北上!途中、びっくりしたのは、電光掲示板で

 

ツキノワグマ出没警戒中!」

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という表示がいくつもあったことです。そういえばニュースでやってたなあ。あ、秋田県だったかな?と思い、このあたりでうっかり休憩はできないなと緊張しました!

(帰路、熊が道路をひょこひょこと横断したのを目撃しました。あっという間の出来事で写真も取れなかったのです。ざんねーん!)

 

次の夫さんが目指すところは

斗南藩の遺跡を訪ねる」

です。

 

日本史詳しい方ならご存知でしょうけれど、私は日本史は高校受験はかなり頑張りましたが、その知識だけで高校日本史は乗り切ったという怠慢をしていましたので、全然知らなかった歴史。。

 

斗南藩「となみはん」

 

この斗南藩は、なんと会津藩戊辰戦争で敗れたのち、居住を許された現在のむつ市会津藩士たちは会津からここまで歩いて移動したそうです。そして、これはもう

会津悲話

と言っていいと思いますが、ここで会津藩の再建とがんばるも、痩せた土地、なにもない極寒の土地だったため、飢餓に落ち入り、結局は生きるために散り散りになってしまったという。。斗南藩自身も廃藩置県後は、一時は斗南県となるも青森県(当時は弘前県:ちなみにこのあたりで明治政府側だったのは弘前藩のみ)に吸収されなくなってしまうのです。

会津藩はただ単に負けたということだけを歴史書で学びますが、実際には薩長の明治政府によって、敗戦後もコテンパンにやられていたという。。

その斗南藩の跡地があるということで訪ねてみたのです。

しかし、1箇所だけ案内板があって、むつグランドホテル(このホテル丘の上にあり陸奥湾を見下ろせていいと思いました!)の近くらしいというのはナビででるも、迷子に。地元の人からヒントを聞いてなんとかたどりつきました。

あ、その前に私の大好きな南部せんべい屋さんがあり、そこに先に寄りました💦

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八戸屋さんです。

 

斗南藩史跡

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これは秩父宮雍仁(やすひと)親王殿下(大正天皇の第二子)が昭和11年にこの地を訪ねられたのを記念して建てられたもの。

ちなみに雍仁殿下は、会津藩松平容保(かたもり)の孫娘の勢津子(せつこ)妃とご成婚。そのご縁でご成婚おふたりで下北半島巡遊をされたときに寄られたらしい。

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この勢津子妃との話は、あとで訪問した斗南藩歴史資料館でいろんな話を聞きました。

 

夫さんは、散々迷って諦めかけた時に到着できたのでとても喜んでました。

この藩の歴史は、明治政府(薩長)によってかなり隠蔽されていると。まあそうなりますよね。実はこれに関しては孝明天皇が短命だったのも、秘密があると。孝明天皇は実は会津贔屓であり、それが短命の原因になった可能性もある。とも言われているそうです💦

真偽はともかく、下北半島にはやはり秘密がいっぱいですね!

 

このあとは

大間のマグロを食べにいきました。

大間は下北半島のテッペンです。まずはむつ市から北上。下北半島の斧🪓の真ん中の折れ曲がったところがむつ市なので、そこから北へは内陸を縦断し、太平洋側?津軽海峡になるんですかね。下の地図だと大畑からは大間まで海岸沿いを走りました。

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私は青函連絡船もトンネルも未経験なので津軽海峡初めてです。

いつか絵本では読んだのですが、確かに確かに海の色が三層にわかれてました。向こう側には北海道もしっかり見えました。ものすごく天気がよく、さわやかな津軽海峡を見させていただきました。

それにしてもここが都心の近くだったら、渋滞に悩むでしょう。車は少ないし、皆さんすごく飛ばしていて💦 北海道ではないけれど、近い感じがしてました!

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北海道がくっきり見えます.

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海岸線はとても美しく、海の色も三層に分かれていてほんとうに癒されました。また天気も素晴らしくよくて💦なので海の色はトロピカルブルーでした。北海道側もよく見えます。この写真では分かりにくいですが、雲の上の方にかなり高い山も見えていました。どこの山なのかなあ。

 

このあとは、大間で昼食、斗南藩資料館からの青森に移動です。時間ある時に詳しく書きます。

 

(写真だけあげておきます)

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大トロはもちろんですが、赤身がとてもおいしかった。

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平日ですが、観光客がたくさん!合間をぬって無人のときに撮りました!

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すぐちかくにお土産センターがありましたが、バスできた観光客でいっぱい!大間のまぐろのお土産をとみたら、冷凍庫に霜ができちゃっているマグロの柵があり、

「写真禁止」

とありました。1柵1万円!?誰も買っててませんし、私もこの霜じゃ解凍したらひどいことになるなあと。

実は来る時に、少し離れたところに

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といったお店があるのを見ていたので、こちらにいくことにしました。

ここには観光バスのお客様はもちろんきません。

店の中はさっぱりとしていて、冷凍庫マグロもいかにも新鮮!という感じ。マグロ以外にもホッケがあったりもしました。たくさん買って、この中旬に次男くんが帰省予定にしてくれているのでそのときに食べることに。一柵1万円ではなく6000円(おおとろ)でした!

お店 大間マグロ直売所

魚忠

青森県下北郡大間町大間平37-367

0175-37-5353

 

 

そして偶然夫さんがみつけた、斗南藩の資料館が郵便局の近くにあるということで、そこにも行ってきました。

ここは郵便局の前に小さなタバコとか蝋燭を売っているお店の中にひっそりとあります。会津藩の方でかなりご高齢のおじいさまがゆっくりと出てきて、一人500円で。と。入場券とかはありません。

説明もしてくださり、ポツポツとお話してくださるも、ほんとうに生き証人!という感じの方で💦

そして置いてあるものは、かなり貴重なものが多かったです。素晴らしかった!

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色々と勉強になったのですが、最後に斗南藩の斗南という意味、これは2つの説がありますと。

http://mutsu-kanko.jp/images/tonamihan.pdf

ここにも書いてありますが、その一つが

南斗六星」射手座のことらしいのですが、この射手、さそり座の、もちろん薩長を狙っているとのことで、なるほど。

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↑この絵、ちょっと見にくいのですが、明治政府を酷評しています。明治政府になってどうなったか?第二次世界大戦の敗戦に繋がったというところまで持ってきているのですが。。これは賛否両論ありますね。

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さて、資料館をあとにして、地元のスーパーマーケットにいこう!ということになりこのスーパー⬇️にいきました。なんと!マグロの柵が1300円前後でたくさんありました。大間ではなく「佐井」産とありました。

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きっと大間のすぐ近くなんだろうなー。と思ったらやはりそうでした。夫さんの今夜のおつまみに!ちょっと贅沢ですが、お店の方に頼んで刺身に切ってもらいました!しょうゆとわさびつけてくださったのですが、無料だと思い、多めにとそばに置いてあった小さなワサビを一ついれておいたら、これは一つ五円でした💦そういえば、桑名のイオンでごそっとてんこもり持って帰る人を初めて見たときは衝撃だった💦だから有料にしたのかな?

南部せんべいもお酒も安かったです。夫さんは大喜びでした。笑

 

やはり地元のスーパーは寄らないと!ですね。

 

大満足で今度は青森を目指します。縦貫道が下北半島の付け根に近いところから完成している最北端から乗りました。いやほんと全線開通が望まれます。というのは、この距離相当あるのです。

おまけに、縦貫道が終わってから、青森にいくときも、横断部分が有料道路なんですが、ここも長い!しかも青森。。森というと私のイメージは森=山だったのですが、このあたりは平地が森だらけなんです。すごい距離森を見て走っていました。

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あとで夫さんと話していたのですが、大間には原発ができるそうで。。ならば道路はかなり整ってくるだろうなと。

ただ、次来るときは、大間のイメージも異なるものになるのだろうか?と。この自然豊かな下北半島、北にも南にも原発関連施設かあ。。なんとなく複雑な気分です。でも、まあむつ市も、原子力船「むつ」が泊まっていたし、国を支えている森林の県でもありますよね。

 

青森での宿泊先はダイワロイネットです。