その昔、就職してからワープロを使い続け、退職してからもしばらくはワープロ、ヨルダンからはパソコンに転向して画面を見続けていて、母からは
目が悪くなるよー!
と言われ続けていたのですが、そんなには悪くなった感がありません。それは今でもです。
しかし刺繍をやり始めてからはあきらかに違います。刺繍は目を酷使するみたいです。なぜだかはわかりませんが、
目が潰れる
という言葉がなんとなく理解できるようになってきたのです。
パソコンに向き合うと体調不良になるのはわかっています。座り続けて長時間過ごすのは、若い時は気が付きませんが、この年になると腰をやられたり、体調悪くなったり。でもそれはストレッチが効く!というのを最近実感しています。
でも目はなかなか回復できません。
私は老眼は、近視乱視があるせいか進行が遅いので、61になっても、老眼鏡が不要です。つい最近までは、コインのかなり小さい字も見えたりしてました。
でも、刺繍の腕がだんだん上がってきて?細かい目の布に刺していると、猛烈に目が見えなくなってくるのです。だんだんと薄らボケてきて、布目が見えなくなって、さらに焦点がまつげに合わさってくるんです。私のまつ毛はどうもさかさまつ毛なので薄目にするとまつ毛がよーく見えるんですね。なので、まつ毛が視界をより邪魔します。
そうなると、ルーペ鏡みたいなものでみてももう、目の疲労度の方が勝ってしまうようで、見えません。あー。このまま酷使したら目が本当に見えなくなるんだなあ。って思えるのです。
Twitterでクロスステッチ垢をつくったので、手芸クラブみたいに他の方の作品を見ることができます。上級者の方は、私のものよりより小さな目でぎっしりと何年かかけて作っていらっしゃる。本当に尊敬します!
ホビーラホビーレ程度の目の細かさが本当は老人にはよいのかもしれませんが、最近これを家に飾っていると、なんとなく目が荒く物足りない気分で💦
なので、60の手習で始めた刺繍ですが、この目がいつまでもつか?という不安を抱えながら、ある程度細かい目の作品も手がけていくといく将来の自分を思い描いています。
でも、美しい作品ができると、本当に気持ちがいいんですよね。
今回、次男の婚約のときにあげた刺繍、次男がプレゼントをあけたときに、嬉しそうにしてくれた顔が嬉しくってね。何度もビデオを見て、くすぐったい気分を楽しんでます。はい。
(今刺している、母にプレゼントする予定の作品)