ピーターパンの何でも日記 Part2

家族と友人に近況を伝える日記

何かと作業

あるものですね💦

今日は、まずスーパーにいき、お墓と仏壇と神棚用のお花と榊を購入。

次に郵便局にいき、大阪の園芸店の振込口座のチェック。それから神社にいき、以前のものを処分できるか確認。

それからお墓第一号にお墓参り。

そして次にお墓第二号に。お墓が二つあるのもおかしいのですが、江戸時代からのものと、明治以降にちょっと田舎に下がってからのものと二つあるんですよね💦お寺の住職さんからは、二つあるなんておかしいおかしい。って言われてしまうんですが。。

 

第二号のお墓は自治管理のものなんですが、実は元々は夫さん家の土地だったところで💦 どのような経緯があったのかわからないのですが、地元の方々の墓所となっています。なので、夫さん家のお墓の面積は三つ分ぐらい広いのですが、浄土真宗は、本来は死んだらすぐに仏さまになるためお墓は個人名は書かず、南無阿弥陀などと書いてあるのみ。サイドには○○氏と書いてあり、誰が入っている墓なのかはわからないです💦

現生への執着がないと感じられます。一方でわたしの母方のお墓は、神道なんですが、お墓のサイドにこれでもか!というぐらいご先祖様の名前が書いてあります。お墓は元々の仏教系の立派なものが一つと、あと神道系が二つ、私の父が建てたものが一つあって、なんとなくそこは日本人の宗教観の現れみたいな墓所です。商家だったであろう白木屋孫兵衛という方のお墓はとても立派で、お寺の菩提寺は浄土宗だったのかな?と思うのですが、実家にある明治以降に神道神職に宗教替を行ったご先祖様の手紙によると日蓮宗からとも書かれていて、ちょっと深くは調べてないので不明です。神道系のお墓は現生での名前がぎっしり書いてあるので、どんなご先祖が眠っているかはよくわかりますが、強い煩悩も感じてしまいます。

父のお墓は無宗教でも入れるようにと碑だけがあります。しかし、母の実家は、母が一人っ子で、姉も子供一人。姉が仏教やら神道に無関心なため、どうも自分は樹木葬で。などと、自由な宗教観を残す結果となってしまいました💦わたしはコンサバな人間なので、ついていけないです。なので、お墓参りは滅多にしない長女なので、その子供もほぼしない子になってしまっていて💦

最初は、残すために我が家の次男が引き続きすればよいかな?と思っていたのですが、姉が管理をしないのに墓のことを勝手に決めるなとか言い出す始末で💦

最近は妹が出戻ったので、妹にしばらくはお願いしたいと思っています。妹はこまめにお墓参り、神宮詣りもしてくれるのでわたし的には安心しています。

 

庶民がお墓を持つのは江戸時代後期から流行ったもので、さらに言えば明治以降からが主流になったみたいですよね。夫さん家は下級武士で、東北方面から殿様にくっついて来たそうで💦 なので、代々といっても歴史は浅いのです。

 

私はお墓参りが好きな人なので、幸いかな夫さん家のお墓、特に江戸時代のお墓一号が気に入ってます。古くて崩れそうなのですが、お寺の建立とともにある古いもので、お寺さんの歩と共に存在しています。

ご先祖さまに手を合わしてご挨拶するのもいつも気持ちがいいです。嫁の立場で血のつながりはないものの、この土地で頑張って生きてきたご先祖様あっての夫さんであり息子であり、おまごちゃんでもありますものね。

 

ということで長くなりましたが、無事お墓参りもした後は、本家にいき、神棚と仏壇のお花やお榊をかざって最後の仕上げです。マンション用の小さな鏡餅セットも買いましたが、夫さんによると、ホームセンターにあれだけたくさんあったおもちセットがもうほぼ無くなっていたそうです💦昨日用意しておいて良かったです。

 

母屋関係はほぼ夫さんがきれいにしてくれました。実は二階には、以前は庭にあったであろうお稲荷様もあって、神棚と二ヶ所設置してあります。今年、井戸の整備のときに来ていただいた桑名城跡にある鎮国神社の禰宜さんによると、お稲荷さんは元々は商売繁盛のほか家内安全として、お家に置いている家もあったらしく。この本家の家屋および土地は、武士の身分がなくなったときに、秩禄を受けるも、それが最終的に政府が廃止したされた秩禄処分により秩禄に代わる公債をもらい、それを元手に、今の本家があるところとそのほかにもかなり広い土地の権利を買ったようです。

https://www.touken-world.jp/history/history-important-word/chitsuroku-shobun/

(秩禄についてはここにわかりやすく書いてあります)

なので、おそらく屋敷も元々は地元の豪商であった諸戸家のものであったのでは?と推測はしています。江戸時代は本家の周りの土地の名前も○○屋敷とあって、おそらくその屋敷が本家だったのではないかと推測するのです。

 

今は切り売りしたり、遺産相続で親戚に譲ったりして、かなり小さくなってはいますが、このあたりの商業施設に貸すことができる土地もあったりして一応地主的な存在でもあります。

土地に根付いたご先祖がいるというのはとても面白いです。結婚してからそのような話を夫さんから聞くにつれ明治あたりの歴史が人ごとではなく、実際の家の歴史とも重なり、下級士族の反乱などにつながったかというのもうなづけたり身近に感じながら理解できます。

あと、士農工商なと身分制度の廃止などがらあったと歴史では習いますが、実際に華族、士族は残っており、夫さんの父の現山梨大学、旧山梨高専の卒業証書には「士族」と明記されていて、最終的な廃止は昭和に入ってからなのだというのも理解しました💦関係ない身分だとわかりませんよね。ほんと。

 

長くなりましたが、とりあえずお墓やら神棚をちゃんとするときには、いつもご先祖さまの歴史も存在も振り返ることができて、本当に清々しい気持ちになります。これがわたしがお墓参りが好きな理由です💦

 

本家での年末年始の準備はこれで全部終わりました。

無事にマンションに戻りましたが、わたしは夕べ寝不足だったので、バタンキューでした。途中起きてこの日記を書いてますがまた寝ます!

 

明日は大晦日です。

あ、長男家のおまごちゃん1号くんはアデノウイルスによる発熱だったそうです。最近は「お医者さんが家にくるサービス」というのがあるらしくそれで診断してもらったみたいです.便利なサービスができたのですねえ。